大切な想いを、確かな未来へつなぐ
相続・事業承継の悩みに寄り添い、安心と未来をつなぎます。
坂田総合相続事務所の坂田一郎です。
あなたが今、相続について考えるべき理由
「相続のことは、まだ考えなくてもいい」
多くの方は、そう思っているのではないでしょうか。
なぜならまだまだ元気だし、財産もそれほどない、子どもたちも仲がいい。だから、その時が来たら何とかなるだろう――。
ところが、相続について考えていくと、どうもそう簡単な話ではありません。
むしろ、何も問題が起きていない今だからこそ、考えておいた方がいいのではないかと強く思うようになりました。
「うちは財産がないから大丈夫」は、本当に大丈夫か
相続というと、何億円も財産がある人の話だと思いがちです。
しかし、実際にはそうではありません。
自宅があり、土地があり、預金が少しある。地方なら農地や山林を持っている方も珍しくありません。
例えば、父親が亡くなり、長男が実家を継ぐことになったとします。
長男は「俺が親の面倒を見てきたんだから、この家は俺がもらうのが当然だ」と考えている。
ところが、県外に住んでいる弟から、
「兄貴が家をもらうのはいい。でも、自分の取り分はどうなるんだ」
と言われる。
兄からすれば「今まで何もしてこなかったのに」と思う。弟からすれば「財産を全部兄に持っていかれるのは納得できない」となる。
こうなると、親が生きている間には考えもしなかった兄弟間の話が、突然始まります。
また、実の兄弟姉妹だけなら問題ないようでも、ここにそれぞれの配偶者が絡むと途端に
雲行きが怪しくなってきます。配偶者は自分の配偶者の兄弟姉妹とは所詮他人であり
さほど思い入れもありません。もらえるものならもらっておこうと考えるのは至極
当然であり、責められるべきものでもありません。
しかも、現金なら分けられますが、土地や家はそう簡単には分けられません。
「うちの子どもたちは仲がいいから大丈夫」
これも、相続が起きてみなければ分からないのです。
相続は「死んでから考える」のでは遅い
もう一つ、ぜひ知っておいていただきたいことがあります。
それは、本人が元気なうちでなければ、できないことがあるということです。
例えば、父親が「この家は長男に残したい」と思っていたとしても、そのことを何も準備しないまま亡くなれば、残された家族で話し合うことになります。
「親父は生前、俺に家をくれると言っていた」
「そんな話、私は聞いていない」
こういう話は、決して珍しいことではありません。
本人が元気なうちに、自分の意思を家族に伝え、必要なら遺言などの形にしておけば、避けられた問題もあります。
相続は、亡くなってから始まるのではなく、亡くなる前から始まっている。
相続で一番残したいものは何か
相続対策というと、どうしても「相続税をいくら減らせるか」という話になりがちです。
もちろん税金も大事です。
でも、それだけではないでしょう。
長い人生をかけて築いてきた財産を、誰に、どのようにつないでいくのか。
そして、自分がいなくなった後も、家族ができるだけ揉めずに暮らしてほしい。
それが被相続人の思いであり、それを実現することの方ががもっと大事なのではないかと思っています。
相続には、税金、遺産分割、不動産、家族関係など、いろいろな問題が絡んできます。
だからこそ、単に手続きをするだけではなく、**「この家族の場合は、どうするのが一番いいのか」**を一緒に考えることが必要なのだと思います。
私自身、こうした仕事を通じて、人の役に立つことで仕事の醍醐味を味わいたい、と強く思っています。
醍醐味とは何か。それは〇〇冥利に尽きる、という感覚です。相続・事業承継設計士であれば
相続・事業承継設計士としてこれ以上の喜びはない、という境涯です。これは、どの仕事でも
そうですが、能力力量の向上なくしては味わえません。常に勉強、研鑽が不可欠でありこれは
生涯つづきます。
「仕事の醍醐味を追求しつつ、徳積を実践する」
これを自分の人生の信条として、相続・事業承継という難問に向き合っていきたいと思っています。
まとめ
相続は、亡くなってから始まるものではありません。
むしろ、元気な今だからこそ考える意味があります。
「うちは財産が少ないから」
「子どもたちは仲がいいから」
「まだ先の話だから」
そう思っている今、一度だけでも、自分がいなくなった後のことを考えてみてはいかがでしょうか。
「あの時、少し考えておけばよかった」
そうならないために、元気なうちに一度、家族と財産について話してみる。
それも立派な相続対策だと思います。ではまた次回お会いしましょう。
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